🇹🇼台湾1~2日目 – GK11深夜便で行く台湾 深夜高速バスで台中、台鉄乗り継いで高雄観光

台湾
この記事は約13分で読めます。
あらすじ

1~2日目は高雄までの怒涛の移動と観光をしていきます!
・✈GK11便で成田22:50→台湾1:40へ
・🚌Ubus(高速バス)で台湾桃園3:15→台中5:00、朝食
・🚅新自強号で台中7:00→高雄9:25、観光&グルメ旅

成田空港から出発!

公共交通機関では成田空港第2ターミナルに到着するので、第3ターミナルへは徒歩または無料シャトルバスで移動します。歩く場合は約340m。陸上トラックのような案内がユニークです。

ターミナル間の移動 | 成田国際空港
成田国際空港公式サイト 成田国際空港内ターミナル間の移動をご案内しています。

成田空港T3でのチェックイン

19:50 成田国際空港第3ターミナルのジェットスター・チェックインカウンター(G・H)に到着しました。

eチケットには3時間前に空港到着が推奨されています。22:50発の3時間前=19:50にまじめにつきました。保安検査を越えると店も何もないと調べていましたので、チェックインを済ませてしばらく待機していました。

正直2時間前で十分ですね。

預け荷物がなかったため、自動チェックイン機でサクッと手続き完了。航空券はレシートのような簡易な紙で少し味気ない感じでしたが、スムーズさが何より。

ターミナル内にはいくつかのフードコートがあり、この時間でも営業していたため、食事を取ることができます。また、24時間営業のローソンもあり、必要なものを調達することが可能です。

特にやることもないので21時過ぎに保安検査、出国手続きに進みました。

出国手続きと搭乗

国際線ゲートへ進むと、出国手続きは自動ゲートでスムーズに完了しました。出国手続き後のエリアには免税店やお土産売り場しかないため、飲食物などは事前に購入しておいた方が良いかもしれません。

搭乗便はジェットスターGK11便で、ゲート150Eからバスで沖止めされている飛行機へ向かいます。待合のベンチには充電スペースも多く、スマートフォンの充電も可能です。

22:10 搭乗が開始され、航空券をチェック後、バスに乗って飛行機へ向かいました。

ジェットスター機内の様子

今回選んだのは「Starter」プラン(座席指定なし&最安運賃)で、運良く3列目のシートに座ることができました。飛行機はA321neoで、比較的新しい機材に感じました。

3列目を座席指定しようとするとアップフロント(1,380円)がかかります。ちょっとトクしました!

座席にはUSB充電ポートが付いていましたが、離着陸時は使用禁止(CAが通電自体スイッチを切る)で、充電スピードも遅めのため、あまり当てにしない方が良さそうです。

ジェットスターGK11便

22:50  東京(成田T3)
1:40(+1) 台北(桃園T1)
A321neo


台湾到着とUbus(統聯客運)での移動

桃園空港での入国手続き

1:50 日付が変わり2日目に突入しました。飛行機を降りて入国審査へ向かいます。緑色の「グリーンカード」を受け取り、パスポートのページ確認と指紋認証のみで入国手続きは終了しました。特に質問されることもなく、スムーズでした。

制限エリア内の両替所を確認すると、このときのレートは1円=0.21880台湾ドルでした。(逆算すると1台湾ドル=4.57円)

また、SIMカードは3日間で500元から販売されていました。販売スタッフは近くにいないようでしたので、もしかしたら呼び出さないといけないかもしれません。

台湾元を海外キャッシングで入手

制限エリアを出てから台湾元を入手するため、ATMで海外キャッシングします。

クレジットカードを挿入して「Credit Account」を選択します。

キャッシング金額を入力します。ただ、みんな細かい小額紙幣が欲しいので、100元札は切れていることは多いです。仕方ないので1000元単位で入力します。

翌日に繰り上げ返済すれば、現金での換金するよりお得に入手できます。今回は2,000元を海外キャッシングして、翌日繰り上げ返済しましたので8,856円で済みました。計算すると1台湾元=4.428円となります。

制限エリアの両替所は1台湾ドル=4.57円でしたので、海外キャッシングがおトク。

繰り上げ返済のやり方については別記事でまとめています。

楽天カードで海外キャッシング方法【繰り上げ返済】手数料を最小限に抑えるコツ
海外旅行先で現金が必要になりますよね。そんなとき、楽天カードを使って海外ATMから現金を引き出すのが便利です。でも、手数料が気になる方も多いはず。今回は、楽天カードでの海外キャッシング方法と、手数料を抑えるためのポイントをお伝えします。St...

この旅行では以下のレートで計算していきます。


「Bus to city」のバス乗り場へ向かいます。

1階に降りると、コンビニとお土産屋が併設されたお店があり、軽食やお土産の購入に便利です。この時間帯でも営業していたのがありがたいポイントです。空港内は冷房が効いていて寒いですが、外に出るとやや蒸し暑い程度で、夜でも快適でした。帰国前のお土産を下見できます。

Ubus(統聯客運)で台中へ

2:30 Ubus(統聯客運)のカウンターへ向かいました。2時35分発の台中行きバスの受付中で、係員が1人で手荷物対応とチケット販売を兼務していたため、出発直前は一時的にカウンターが閉まっていました。

次の3時15分発の台中行きバスのチケットを購入しました。料金は350元(1610円)で、クレジットカード決済も可能です。荷物タグは、預け入れ荷物がないことを伝えると取り外されました。自由席です。

出発まで時間があったので、コンビニで軽食を買って時間を過ごしました。

3:15 英語のアナウンスも流れ、13番ゲートへ向かい乗車しました。待っている人が一斉に移動しますので、見逃すことはないと思います。

Ubus(統聯客運)

350元(1610円)
3:15 台湾桃園T1
5:00 台中駅前

座席は2列+1列のゆったり配置で快適でした。席の間隔も広々していました。

5:00 5時ピッタリに台中駅前のバス停に到着しました。深夜便後で深夜バスの疲れもあり、爆睡していたため、あっという間に感じました。


台中での朝食と高雄への移動

台中駅到着と朝食

南国台湾ですが、明け方の空気はひんやりとして心地よいです。

5:20 台中駅近くの人気朝食店「天津苟不理湯包」へ向かいました。開店は5時30分ですが、すでに何組かのお客さんが食事中でした。行列覚悟でしたが、早朝だったのでスムーズに座れました。

注文したのは湯包(タンパオ)、蛋餅(ダンピン)、豆漿(トウジャン)で、合計60元(270円)とリーズナブルでした。

湯包は一口食べると肉汁がじゅわっと溢れ出し、とても美味しかったです。周りの人は赤ピンク色のソースをかけて食べている人が多かったです。

蛋餅は出来立てを席まで持ってきてくれました。豆漿は自分で蛇口から注ぐセルフスタイルで、地元感を感じる体験でした。朝から大満足の食事でした。

高雄への移動

6:20 駅に戻り、台中から高雄までのチケットを購入しました。事前予約はしていなかったため、券売機で当日券を発券しました。

🇹🇼台湾鉄道 列車タイプ比較ガイド:旅スタイルで選ぶ、おすすめ列車!予約方法!
台湾を旅するなら、移動時間も旅の楽しみに変えてくれる「台湾鉄道」の列車選びがポイント。高速で主要都市を結ぶ特急列車から、ローカルな風景を満喫できる各駅停車、多彩なラインナップが揃っています。また、列車によっては指定席の有無や予約の必要性も異...

7時ちょうど発、9時25分着の新自強号(自強3000)を選び、料金は469元(2150円)でした。

新自強号3000型(日立製作所製)で、内装も日本の列車に似た雰囲気があり、親近感を覚えました。

自強号(台湾国鉄)

469元(2150円)
7:00 台中
9:25 高雄


高雄でグルメ、観光開始!

9:25 高雄駅に到着しました。駅は地下構造なので、地上に出るまで少し時間がかかります。

この後はホテルに荷物を預け、観光をスタートします。駅近の立地でこのホテルを選びました👍

市内の移動は便利なYouBike(ユーバイク)を活用しました。どんなに短距離でもだいたい10元で済むので快適さを選びます。

youbike

10元(45円)

トロトロ角煮の肉燥飯で朝食

10:00 まずは朝ごはんに「前金肉燥飯」へ。日本ではあまり見かけない、角煮がサイコロ状にゴロゴロ入った肉燥飯です。粉末状の肉フレークやパクチーものっていて、さらに半熟目玉焼きをトッピングで65元(290円)。
甘めのタレにトロトロの豚肉が絡んで、朝から幸せな気分に。


暑さに負けずタピオカミルクティー

10:30 次のお店に向かう途中で見つけた「茶湯會(自強二店)」でタピオカミルクティーを購入。70元(315円)
この時間ですでに暑かったので、冷えたタピオカが体に染みわたります。日本よりも甘さ控えめで飲みやすい印象でした。

この後も食べ歩きますので、ミルクティーだけのほうが良かったと少し後悔。


シンプルながら絶品の魯肉飯

10:45 続いて「南豐魯肉飯」で魯肉飯(35元)を。

こちらはほぐし肉がたっぷりかかった魯肉飯に、ザーサイが添えられています
お肉はトロトロ、脂っこさ控えめで甘辛いタレがしっかり染みています。外には行列ができていましたが、それは持ち帰りの列!店内飲食は列に並ぶのではなくまず席に座る。店内は広々としていてすぐ座れました。


次の場所へyoubikeで行きます。

youbike

10元(45円)

海の近くでのどかな街並みです。サイクリングが気持ちいい。

旧打狗駅故事館‐アートと歴史の融合

12:00 高雄港の跡地近くを歩いていると、「旧打狗駅故事館」にたどり着きました。

蒸気機関車 CK58

製造国:日本
製造年:1912年

台湾鉄道は縦貫鉄道の開通に対応して、1905年から1912年にかけて2-6-2タンク蒸気機関車を導入し、当時50型と命名されました。

台湾に初めて導入されたときは、山道の急斜面でのみ使用されていました。より優れた機関車が導入された後は、主要駅で入換機関車として使用されました。

CK58は日本統治時代には57番でした。 1930年代に高雄市の政府倉庫に配属され、最終的には1960年代に廃止されました。

幹線開通に対応して「50形」2-6-2タンク機関車が導入されました。

57号機は1935年から入換作業のため高雄車両基地に配属された。

CK58に改番され、1960年代に引退した。

Google先生(翻訳)、こんなにきれいに翻訳できましたっけ?

日本製SLということで興味深く見ました。運転席には入れません。

周囲には線路跡や、スーツケース型のオブジェ、貨物列車からバナナが突き刺さったアート作品などがあり、不思議でユニークな空間。
港町ならではの歴史を感じられるスポットでした。

バナナが突き刺さった貨車。これも日本製ということで何となくなじみがある見た目です。バナナは空気で膨らませてあるタイプで近くで見ると柔らかい印象です。説明書きもありますが、とにかくバナナしか頭に入ってこない...

🍌代用行李車(手荷物代行車) 25C10008

製造国:日本
製造年:1939年

戦時中の輸送ニーズに応えて、台湾鉄道は 1939 年にこのワゴンタイプの乗り換えを導入しました。

屋根は防水布で作られており、側面は多数のリベットで組み立てられています。木造から鉄造への移行期の産物です。トラックですが窓や貫通ドアも付いています。過去には負傷兵車両、補給車両、代替旅客車両としても使用された。 1990年代以降は、主に荷物代替車両として使用されるようになった。

戦時中の需要により、1939年に初めて導入されました。

窓と貫通扉を備えた有蓋車で、客車代用や病院車、厨房車としても使われていた。

1990年以降は主に代替荷物車として転用された。


移動します。自転車検索だと線路上を横断する良くないルートになるのでここだけは車検索が良いです。

youbike

10元(45円)

金柑の爽やかな甘み【豆花】

13:00 暑さで火照った体を冷やしに「鹽埕吳家金桔豆花」へ。金柑豆花を冷たいバージョンで注文しました。50元(225円)。


上にはカットされた金柑、甘すぎない金柑シロップがかかり、さっぱりした甘さが絶妙。豆花は杏仁豆腐と似ているようで違う、「良い意味で豆腐感」がある独特の食感でした。


【路線バスで龍虎塔へ】バスは12元

13:30 ここからは路線バス(12元)に乗って「龍虎塔」へ移動します。

バス

12元(55円)


龍虎塔-龍の口から入り虎の口から出る!

14:00 「龍虎塔」は入場料などはかからず入ることができます。

龍の口から入って虎の口から出ると福を得て凶を避けられるという伝説があります。


塔の中はぐるぐると階段を登っていき、上からの眺めを楽しめます。6階まで登れますが、途中でも景色はあまり変わらないので無理せず途中で降りるのもアリです。


並んでも食べたい!名物鴨肉飯

14:50 次はYouBikeで「正宗鴨肉飯」へ移動。小サイズの鴨肉飯(50元)をテイクアウトしました。
プリプリの鴨肉と塩気のあるタレが絶妙。刻み具合によってはちくわみたいに見える部分もありましたが、噛むとじゅわっと鴨の旨みと脂が広がり、ガリの付け合わせもいいアクセントでした。

ホテルにチェックイン

15:30 一旦ホテルに戻りチェックイン。高雄駅近くの西子湾大飯店站前館(Shihzuwan Hotel Kaohsiung Station)。アップグレードしてもらったようで、ツインベッド&小さめバスタブ付きの部屋になりました。


4Fには無料の洗濯機&乾燥機もあり便利。朝食は7時~10時、チェックアウトは11時なので、深夜便明けにはありがたいサービスです。
少し仮眠を取って、夕方から再出発します。

ホテル

西子湾大飯店站前館
1泊5807円


九曲堂

台湾鉄道で九曲堂駅へ

17:30 高雄駅から九曲堂駅まで台湾鉄道で移動。たまたま「自強号」に乗れました。ICカードでそのまま乗車&空席に座れるのが便利です。

自強号(台湾国鉄)

20元(96円) ※悠遊カード(EasyCard)
17:55 高雄
18:09 九曲堂


高屏渓旧鉄橋-夕暮れの絶景スポット

駅前のYoubikeが1台しかありませんでしたが、無事ゲット。移動します。

youbike

10元(45円)

1日の疲労度がたまっているときに、こ線橋の上り坂が地味につらい。

18:20 九曲堂駅から自転車で「高屏渓旧鉄橋」へ。かつて使われていた鉄橋が残されていて、真ん中が途切れた幻想的な風景が広がります。


ただし入場は18時までで、私が到着した時には入口が閉鎖されてしまい中に入れず…。もっと早く来るべきだったとちょっと後悔。隣を新しい鉄橋が走る様子を眺めながら過ごしました。

帰ります。

youbike

10元(45円)

九曲堂駅からは普通の通勤電車に乗ります。

台湾国鉄

21元(100円) ※悠遊カード(EasyCard)
九曲堂→三塊厝

三塊厝駅からはバスで行こうと思っていましたが、全然来ないので、youbikeを探して自転車で行くことにしました。

youbike

10元(45円)


高雄で夜食&夜市

名店の牛肉麵に駆け込みセーフ

19:50 夕食は「港園牛肉麵」へ。閉店20時ギリギリの19:50に滑り込み。牛肉麵(140元)を注文しました。

あつあつのお皿にたっぷりの麺、その上に柔らかく煮込まれた牛肉がゴロゴロ5個ほど。濃厚な煮汁が麺に絡み、卓上の刻みニンニク&辛い唐辛子を加えるとさらに美味しさアップ!


途中で付いてくるスープも、こってりの後に飲むと口の中がまろやかにリセットされる感じで、コムタンスープのような優しい牛だしの味わいでした。


六合夜市-夜のお散歩でしめくくり

20:30 最後はYouBikeで「六合夜市」へ。

youbike

10元(45円)

youbikeの駐輪場近くに無料で使える公共トイレがありました。海外では珍しい。夜市の営業時間のみの営業でした。

規模は大きすぎずコンパクトで、飲食から遊びまで程よく楽しめる夜市でした。


長い1日を満喫し、この日はホテルでぐっすり就寝。明日もたくさん動くのでしっかり休みます。


まとめ

高雄2日目はグルメと観光スポットをバランスよく楽しめた1日でした。特にグルメはどれもクオリティが高く、コスパも抜群。
次回はどんな体験が待っているのか、楽しみです。

🇹🇼3日目:台南グルメと歴史を巡る満腹&満足の1日
あらすじ3日目は台南の観光をしていきます!・観光:安平樹屋、武聖夜市・グルメ:肉燥飯、鱔魚意麵、豆花、牛肉湯この旅行では以下のレートで計算していきます。レート1台湾元=4.5円計算前日に高雄観光と西子湾大飯店站前館にチェックインして、翌朝に...

コメント

Index
タイトルとURLをコピーしました