クレジットカード付帯の海外旅行保険をフル活用する方法

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海外旅行保険いる?

クレカ付帯

海外旅行に行く際、「保険って入った方がいいのかな…」と悩む方も多いのではないでしょうか?

実は、クレジットカードに付帯している海外旅行保険をうまく使えば、わざわざ有料の保険に加入しなくても十分な補償が得られることも。
ただし、利用条件や補償内容はカードによって異なるので、しっかり把握しておくことが大切です。

この記事では、実際に私が使用している3枚のクレジットカードを例に、それぞれの保険の特徴や活用術をわかりやすくご紹介します!


使用しているカード

  • 楽天ゴールドカード(年会費2,200円)
  • エポスゴールドカード(年会費5,000円/インビテーション or 年50万円以上利用で年会費無料)
  • ビックカメラSuicaカード(年会費524円/年1回の利用で無料)

楽天ゴールドカード

海外旅行保険としてはあまりあてにならないので、楽天カードの全種類を載せておきます。
あてにならない理由は後述します...

保険の補償内容

楽天カード楽天ゴールドカード楽天プレミアムカード
保険の種類保険金額利用条件利用条件自動付帯 + 利用条件
傷害死亡・後遺障害最高額2,000万円2,000万円4,000万円 + 1,000万円
傷害治療費用1事故の限度額200万円200万円300万円     -  
疾病治療費用1疾病の限度額200万円200万円300万円     -  
賠償責任(自己負担額なし)1事故の限度額3,000万円3,000万円3,000万円     -     
携行品損害年間限度額-20万円(自己負担額3,000円)30万円 + 20万円(自己負担額3,000円)
救援者費用年間限度額200万円200万円200万円     -  
  • 利用条件 会員資格期間中、ご利用条件を満たした場合に海外旅行傷害保険が付帯されます。
  • 自動付帯 会員資格期間中、自動で海外旅行傷害保険が付帯されます。

注意点:利用付帯のみ

楽天ゴールドは「自動付帯」ではなく、利用付帯です。しかも条件が厳しめ。

航空券のみの購入は対象外
保険が有効になるのは、「募集型企画旅行(旅行会社のツアーなど)」を出国前に楽天カードで支払った場合のみです。

✍️ 実質、ツアーに申し込まない限り保険は付かないと考えた方が無難です。

クレジットカード付帯の海外旅行傷害保険|楽天カード
海外旅行中の万が一のトラブルの損害を楽天カード会員へ補償します。保険の事前申し込みは不要で、24時間365日、日本語でサポート!

楽天カード1つで海外旅行保険を完結させたいなら「楽天プレミアムカード」が自動付帯となるのでおすすめです。

空港のラウンジ・プライオリティパスを使いたいなら年会費11,000円で年5回利用できる楽天プレミアムカードがおすすめです。私も使っていました。物足りない感じがしますが、普通の人は年5回も空席ラウンジを使わないです。


エポスゴールドカード

補償内容

保険の種類保険金額
傷害死亡・後遺傷害最高5,000万円
傷害治療費用300万円(1事故の限度額)
疾病治療費用300万円(1疾病の限度額)
賠償責任(免責なし)5,000万円(1事故の限度額)
救援者費用100万円(1旅行・保険期間中の限度額)
携行品損害(免責3,000円)50万円(1旅行・保険期間中の限度額)

利用付帯条件:公共交通機関の利用でOK!

エポスの保険も「利用付帯」ですが、条件はかなりゆるいです。

空港へ向かう電車やバスの切符をエポスカードで買えば適用

タクシーやリムジンバスも対象なので、ツアーでなくても実質簡単に利用付帯クリアできます。ただし、自家用車で空港に行く場合は対象外なので注意。

エポスカード会員様向け海外旅行保険|エポスカード会員限定保険
海外旅行時の万が一のケガや病気、携行品の損害に対しても補償してくれる安心保険です。

ビックカメラSuicaカード

モバイルSuicaにオートチャージするために持っているカードです。実はこれにも海外旅行保険が付いている!

補償内容

保険の種類担保内容保険金額
海外旅行傷害保険死亡・後遺障害最高500万円
傷害治療費用50万円限度
疾病治療費用50万円限度
賠償責任3,000万円限度

利用付帯条件:SuicaチャージでもOK!

条件は以下のどちらか:

  • 募集型企画旅行をビューカードで決済
  • 公共交通機関の料金(電車・バス・飛行機など)をカードで支払う

Suicaにチャージして鉄道利用すれば保険が有効

Access Denied

実践テク:2枚のカードで保険をダブル適用!

私はこの方法で、エポスゴールドとビックカメラSuicaの両方の保険を適用できるようにしています。

エポスゴールドカードで最安の切符を購入(JRの指定席券売機で乗車券だけ購入)

不足分をSuicaで支払い
 → このSuicaはビックカメラSuicaカードでチャージしたものにしておく

これで両カードの利用付帯条件を同時に満たすことが可能。少しの手間(券売機や精算機の操作)はありますが、5分ほどで完了します。


まとめ:カード保険の活用で海外旅行が安心・お得に!

楽天ゴールドカードエポスゴールドカードビューカード
合算可能傷害死亡・後遺障害2,000万円最高5,000万円最高500万円
合算可能傷害治療費用200万円300万円
1事故の限度額
50万円限度
合算可能疾病治療費用200万円300万円
1疾病の限度額
50万円限度
合算可能賠償責任3,000万円
(自己負担額なし)
5,000万円
(免責なし)1事故の限度額
3,000万円限度
合算可能救援者費用200万円100万円
会員資格期間につき
合算可能携行品損害20万円
(自己負担額3,000円)
50万円
(免責3,000円)
1旅行・保険期間中の限度額
利用付帯条件ツアー支払い
航空券
空港までの交通費

実質、携行品損害くらいが使うところです。
海外で病気になった場合は、日本の健康保険が使えず、かなり高額になります。ならないのが一番ですが、病院にかかった場合でも複数カードを合算できますので、何とかなるでしょう。

💡 航空券だけ予約するタイプの個人旅行なら、エポスゴールド × ビックカメラSuica の組み合わせがおすすめです。


必要最低限の手間でしっかり保険を確保できるので、旅好きにはこの運用法、かなりおすすめです。今後も新たなカードや情報があれば、随時更新していきます!

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